DENTURES
入れ歯
入れ歯とは

入れ歯は、歯肉やお口の粘膜に密着させることで固定する人工の歯です。ほとんどの欠損タイプに対応が可能で、一部の歯が残っている場合は部分入れ歯、すべての歯が失われた場合は総入れ歯を使用します。
入れ歯による治療のメリットは、多くの歯を失っている場合でも、治療による体への負担や経済的な負担が少ない点です。また、保険診療の入れ歯なら1ヵ月ほどで作製ができ、失った歯をスムーズに補うことができます。
アンデンタルオフィスでは、患者様一人ひとりのお口にフィットし、安定して噛める入れ歯を作製します。また、より美しく若々しい口元を目指して審美性を追求することも可能です。機能的かつ見た目の良い入れ歯をご希望の方は、ぜひご相談ください。
入れ歯治療のポイント
- インプラントよりも短期間で治療できる
- 外科手術の必要がなく、体に負担をかけない
- 保険適用で費用を抑えられる
- 取り外し可能で清掃しやすい
- ブリッジのようにほかの歯を削る必要がない
当院の入れ歯治療の特長

審美性と機能性を兼ね備えた
入れ歯によるエイジングケア
入れ歯に対して「老人が使用するもの」というイメージをもつ方は、少なくないのではないでしょうか。確かに、すり減って安定して噛めない入れ歯を使用していると、唇が薄くなって口元にしわが増え、顔が10歳ほど老けて見えることがあります。しかも、しっかり噛むことができないと顎関節や胃腸にも負担がかかり、お口だけでなく全身の健康にも支障をきたすことになります。
歯にフィットし、安定して噛める入れ歯を使用すれば、口元のシワもできにくくなり、顎関節や胃腸への負担も減らすことができます。また、入れ歯を作製する際に少し工夫を加えると、口元やお顔の印象を若々しく見せることが可能です。
当院では、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた入れ歯を使ったエイジングケアに力を入れています。経験とノウハウを生かし、患者様一人ひとりのお口にフィットする美しい入れ歯をご提供しますので、現在お使いの入れ歯でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください
。
入れ歯の種類
保険適用内の入れ歯治療

レジン床義歯
レジン床義歯は、歯肉や粘膜に触れる土台部分がレジン(プラスチック)製の入れ歯です。ほとんどの症例に使用可能で、費用も抑えられます。
また、自費の入れ歯よりも短期間で作製できます。デメリットは、土台部分に厚みがあるために装着した際の異物感が大きく、しゃべりづらさを感じやすい点です。また、食べ物の温度も伝わりにくくなります。
保険適用外(自費)の入れ歯治療

温かい物や冷たい物の
温度を
感じやすい「金属床義歯」
金属床義歯は、土台部分が金属製の入れ歯です。強度があるため土台部分の厚みはレジン床義歯の約1/3/と薄く、装着時の異物感を軽減できます。
また、金属なので熱伝導性が高く、食べ物の温かさや冷たさをしっかり感じながら食事を楽しめます。金属の種類にはコバルトクロム、チタン、ゴールドなどがあり、費用や機能、耐久性を総合的に考慮して希望に合ったものを選択いただけます。

入れ歯と気づかれにくい
「エステティックデンチャー」
エステティックデンチャーは、金属の留め具を使用しない審美性の高い入れ歯です。歯肉に近い色のプラスチックが留め具の役割を果たすため、入れ歯と気づかれにくい自然な見た目を実現できます。
また、軽くてやわらかいので、装着時の違和感や異物感も少なくなります。外側からは見えない部分に金属のフレームやバネを使用しているので、強度や安定感の面でも安心です。より見た目の良い入れ歯を希望する方に適しています。

痛みを軽減できる
「シリコーンデンチャー」
シリコーンデンチャーは、土台部分にやわらかいシリコーン素材を使用した入れ歯です。顎骨が痩せすぎている場合などは入れ歯がお口にフィットしにくく、硬い素材を使用した入れ歯では噛んだときに痛みを感じやすくなります。
その点、シリコーンデンチャーはフィット感に優れ、噛んだときにクッションのような感触が得られるため、痛みを大幅に軽減できます。顎骨が痩せている方やお口の中が敏感な方に適した入れ歯です。
総入れ歯(自費)の種類
コバルトクロムの総入れ歯
土台部分がコバルトクロム合金製の総入れ歯です。耐久性に優れており、破損や変形がしにくいため長期間使用できます。
また、金属の面積を増やすことで、食べ物の熱をより感じやすくなります。デメリットは、ほかの金属よりもアレルギーを起こしやすい点です。金属床義歯のなかでは低価格なので、費用を抑えたい方に適しています。チタンの総入れ歯
土台部分がチタン製の総入れ歯です。金属床義歯のなかで最も軽く、フィット感に優れています。チタンは整形外科やインプラント治療でも使用される金属で生体との親和性が高く、アレルギーが起こる可能性はほとんどありません。
また、腐食に強いため、金属が溶け出すことによる歯肉の変色も避けられます。金属アレルギーの方やフィット感を重視する方におすすめです。ゴールドの総入れ歯
土台部分がゴールド(金合金)製の総入れ歯です。金は適度なやわらかさがあって精密な加工が行ないやすく、お口にしっかりとフィットする仕上がりになります。チタンと同様に腐食に強く、金属アレルギーの心配もほとんどありません。
体にやさしい点はチタンの総入れ歯と似ていますが、ゴールドのほうが耐久性に優れていて変形しにくく、長く安定して使用することができます。金属アレルギーの方や丈夫でフィット感の良い入れ歯を希望する方におすすめです。シリコーンの総入れ歯
土台部分を生体用シリコーンというクッション材で覆った総入れ歯です。やわらかいシリコーンが噛んだときに歯肉にかかる負担をやわらげるため、噛んだときの痛みを大幅に軽減できます。
また、シリコーンが歯肉や粘膜に吸いつくように密着するため、安定して噛むことができます。歯肉との間に食べ物も挟まりにくく、食事のときの快適さを重視したい方に適しています。
部分入れ歯の種類
保険適用の部分入れ歯
歯肉や粘膜の役割を果たす土台部分がレジン(プラスチック)製の部分入れ歯です。ほかの歯に留め具をかけて固定します。
保険が適用されるため費用は抑えられますが、土台部分が金属製の部分入れ歯よりも厚みがあるため、お口の中の異物感が大きくなります。また、金属製の留め具はお口をあけたときに目立つ場合があります。金属を使用した部分入れ歯
お口の粘膜と接する箇所にコバルトクロム合金を使用した、耐久性に優れた部分入れ歯です。保険適用の入れ歯の約1/3/の厚さで作ることが可能で、お口の中の異物感が少なくなります。
金属を使用することで食べ物の温度や味も感じやすいです。費用を抑えつつ機能性を重視したい方に適しています。エステティックの部分入れ歯
金属の留め具を使用しない部分入れ歯です。歯肉に近い色のプラスチックが留め具の役割を果たすため、一目で入れ歯だとわからないほどの自然な見た目になります。
また、しなやかなプラスチックを使用するためフィット感もよく、快適に使用できます。金属の金具が目立つのが気になる方や、より見た目の良い入れ歯を求める方におすすめです。
リスク・副作用
入れ歯の作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用
- 内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
- 入れ歯を固定するため、患者様の同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
- 使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
- 事前に根管治療(神経の処置)や土台(コア)の処置が必要となることがあります。
- 入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨あります。
- 咬合が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、入れ歯の調あります。
- 金属を使用する入れ歯では、金属アレルギーを発症することがあります。
- 使用方法などにより、破損することがあります。
- 定期的な検診・メンテナンスが必要です。